山本周五郎
切ないはなしです。 立派な正論を通すより、人の痛みに寄り添う結末にホッとしました。
相手の立場に我が身をおいて考えることの大切さ。とりわけ不幸な身の上を持った相手に成り変わるとき、相手の気持ちが初めて分かる。思いやりとはそういうもの。
何か理由があり人知れず別の場所で生活し始めるという設定の物語が好きです。 過去にどんなことがあっても生きていかなければならない ジワジワと感動しました