「さぶ」の感想
さぶ
さぶ
初出:「週刊朝日」 1963(昭和38)年1月4日号~7月5日号

山本周五郎

分量:約542
書き出し:一の一小雨が靄《もや》のようにけぶる夕方、両国橋を西から東へ、さぶが泣きながら渡っていた。双子縞《ふたこじま》の着物に、小倉《こくら》の細い角帯、色の褪《あ》せた黒の前掛をしめ、頭から濡れていた。雨と涙とでぐしょぐしょになった顔を、ときどき手の甲でこするため、眼のまわりや頬が黒く斑《まだら》になっている。ずんぐりした躯《からだ》つきに、顔もまるく、頭が尖《とが》っていた。——彼が橋を渡りきったとき...
更新日: 2024/04/24
fe93e141a4c6さんの感想

さり気なく鮮やかなラストシーンが、とても感動的でした。

更新日: 2024/03/13
5f91826f4c60さんの感想

久しぶりの読みでのある物語。一気に読んでしまいました。私の育った地域の下町もでてきて、親しみもわきました。あおべかものがたり以来、好きになりました。

更新日: 2023/07/18
acf958e4add2さんの感想

本当に面白い…出会えて良かったです。

更新日: 2023/07/12
c4b97e0bdb1aさんの感想

よかったよ。

更新日: 2021/12/26
ba5194e78df6さんの感想

らははらドキドキ 最高作品

更新日: 2021/07/09
9ae6e0b8b5a1さんの感想

ちゃんと「さぶ」も主人公ですよ 最後までドキドキでした

更新日: 2020/06/30
d076fd714b2cさんの感想

さぶがタイトルだが主役ではない。ストーリーテラーとしての作者に感服、最後まで引き込まれて読みました。

更新日: 2020/03/10
6551866f1890さんの感想

最後の最後まで人の面白かったです!

更新日: 2020/01/28
6ed1fc493468さんの感想

次から次へ事が起こり、他の事が手につかないほど 読み進まずにはいられなかった。 栄二その者よりも、彼を取り巻く人間達の素直さ。そのちょっと考えられない位の思いやりが、いかにも小説の中だからこそという、穿った気を起こさせもさせない作家の力量に酔いしれた 主人公でない さぶ を題名にしているところが泣ける

更新日: 2020/01/27
753515340ac7さんの感想

一気に読める作品です