「失蝶記」の感想
失蝶記
しっちょうき
初出:「別冊文藝春秋」文藝春秋新社、1959(昭和34)年10月

山本周五郎

分量:約57
書き出し:一紺野かず子さま。この手記はあなたに読んでもらうために書きます。こういう騒がしい時勢であり、私は追われる身の一所不住というありさまですから、あるいはお手に届かないかもしれません。また、終りまで書くことができるかどうかもわかりませんが、もしお手許《てもと》に届いたばあいには、どうか平静な気持で読んで下さるよう、はじめにお願いしておきます。いま私のいるところは、城下町から一里ほどはなれた山の中で、かな...
更新日: 2023/12/13
09a4f8b7dfdaさんの感想

主計、に共感する。

更新日: 2021/08/17
b763c9422e3eさんの感想

演劇集団キャラメルボックスの舞台『TRUTH』の原作として知り、昔読んだきりでしたが、あらためて読み返してもまた面白く読みました。古さはあれど輝きを失うことはなく、シンプルな面白さがあると思います。