山本周五郎
いくらなんでもこの主人公には魅力がない。これに惚れてついてくる女の気持ちも分からない。当時の人間の価値観が、これを許すとも思えない
この作品はDVDで知った。六兵衛と昂軒をコント55号でやっていたが、短編なのに不器用な二人の人間性が描かれていて、読み応えのある話だったな。
タイトルの不穏さに反し、 非常に読みやすく面白い。 途中、追われる男に同情してしまうものの、 締めもキレイに終わって良かった。