「山だち問答」の感想
山だち問答
やまだちもんどう
初出:「講談雑誌」博文館、1946(昭和21)年6月号

山本周五郎

分量:約42
書き出し:一追手門を出ると、遠い空でかみなりが鳴りだした。午《ひる》さがりからむしていたし、雲あしがばかに早くなったので、これはあぶないなと思っていると、桜の馬場をぬけたところでとうとう降りだした。郡《こおり》玄一郎はちょっとあたりを見まわしたが、向うに昌光寺の塔があるのをみつけてそっちへ急いだ。石段を登るところでざっと来た。そして彼が山門へ入るのといっしょに、侍女をつれた武家の娘がうしろから駈けこんで来た...
更新日: 2022/10/06
鍋焼きうどんさんの感想

武士に二言はない。あっぱれな態度。生き直したいという小雪にもそそられるが、山だちの純朴な心根にもグッときた。

更新日: 2022/01/30
阿波のケンさん36さんの感想

作者の小説は好きだがこれは出来すぎているな。ここまではあり得ない話だな。

更新日: 2022/01/27
ba5194e78df6さんの感想

読んで心癒される、なかなか面白かった。

更新日: 2022/01/02
f24c2c4a1e65さんの感想

久しぶりに山本周五郎を読んだ。この話はテレビでやったがテレビでは小雪はでてこなかたったと思う。周五郎らしい話の展開で少し無理やりなところがあるが、周五郎はいつもこうだと思うから、これで良い。