声高に叱るのではなく、静かに諭す方が身に染むのだなあ
礼節、謙譲、尊敬、慈愛、感謝等のならぶ夢のようなお家です。
太平の世の武家、それも上流の武家に嫁いできた妻はどういう心を持ちどのように日々の行いをするべきか。 なるほどきびしいものだな、とこれを読んで一応の理解はできる。 しかしながら21世紀に生きる心のたるんでしまった日本人である自分には、もはやフィルムか影絵の中というほど遠い世界のように思える。
今の世の中、「自分ファースト」ばかりの人・企業・組織が目立ちます。 もちろん「"個"の自由」も大切です。 しかし… 周りの人や社会に対し、気遣いや責務も同様に大切だと、改めて考えさせられる作品でした。
なんかすばらしい。