「日本婦道記」の感想
日本婦道記
にほんふどうき

梅咲きぬ

うめさきぬ初出:「婦人倶楽部」大日本雄辯會講談社、1942(昭和17)年10月

山本周五郎

分量:約22
書き出し:一「どうかしたのか、顔色がすこしわるいように思うが」直輝《なおてる》の気づかわしげなまなざしに加代《かよ》はそっと頬をおさえながら微笑した。「お眼ざわりになって申しわけがございません、昨夜とうとう夜を明かしてしまったものでございますから」「どうして、なにかあったのか」「……はあ」加代は腫《は》れぼったい眼もとで恥ずかしそうにちらりと良人《おっと》を見あげた。病身というほどではないにしても、骨ぼその...
更新日: 2023/02/22
f0dee5e14b0fさんの感想

声高に叱るのではなく、静かに諭す方が身に染むのだなあ

更新日: 2022/05/14
2c4f69358a48さんの感想

礼節、謙譲、尊敬、慈愛、感謝等のならぶ夢のようなお家です。

更新日: 2021/05/07
f4eb2ac81911さんの感想

太平の世の武家、それも上流の武家に嫁いできた妻はどういう心を持ちどのように日々の行いをするべきか。 なるほどきびしいものだな、とこれを読んで一応の理解はできる。 しかしながら21世紀に生きる心のたるんでしまった日本人である自分には、もはやフィルムか影絵の中というほど遠い世界のように思える。

更新日: 2019/05/22
66284a81d45eさんの感想

今の世の中、「自分ファースト」ばかりの人・企業・組織が目立ちます。 もちろん「"個"の自由」も大切です。 しかし… 周りの人や社会に対し、気遣いや責務も同様に大切だと、改めて考えさせられる作品でした。

更新日: 2019/05/10
6ed1fc493468さんの感想

なんかすばらしい。