「『雪華図説』の研究」の感想
『雪華図説』の研究
『せっかずせつ』のけんきゅう
初出:「画説 第二十五号」東京美術研究所、1939(昭和14)年1月1日

中谷宇吉郎

分量:約22
書き出し:一緒言我が国が世界における文明国の中で有数の雪国であることは周知の事柄である。しかし雪に関する研究は今まであまりなされていないので、わずかにこの『雪華図説』と、少しく趣を異にするが鈴木牧之の『北越雪譜』ぐらいがあげられるだけである。このように量において極めて乏しいのであるが、その中『雪華図説』の方は、現代科学の眼から見てもかなり優れた研究であると思われる。『雪華図説』は、天保三年(西暦一八三二年)...
更新日: 2019/11/07
19双之川喜41さんの感想

 雪は 天からの 手紙とすれば 古い手紙を 読み返す ことに なろうかと 思う。 古河の城主の 土井利位(としつら)が 温いと消えるので 体を冷しながら 虫眼鏡を手に 書き上げた。 凄いもんだ。