「清々しさの研究の話」の感想
清々しさの研究の話
すがすがしさのけんきゅうのはなし
初出:「科学 第八巻第十四号」1938(昭和13)年12月1日

中谷宇吉郎

分量:約25
書き出し:この頃ハンチントンの『気候と文明』が岩波文庫に出たので、前から読みたいと思っていた矢先、早速買って見たが、大変面白かった。中には少しくだくだしいところもあるし、随分身勝手な資料を基とした議論もあって、勿論あのままに簡単に承服する訳には行くまいと思われる点もあるが、私はこの方面には全くの素人なので、この新しい地理学の全面的批判などをする気持は勿論ないし、又しようと思っても出来る話でもない。ただ少し身...
更新日: 2019/10/24
19双之川喜41さんの感想

 話の糸口として ハンチントンの「気候と文明」を取り上げており その中での白人優位説に 触れられているけど 清々(きよきよ?)しい話とは真逆である。 気分の条件として 第一に 気温などが最適であること 第二に それらが適当に変化すること 第三に イオンが発生していることが挙げられている。