「民族的記憶の名残」の感想
民族的記憶の名残
みんぞくてききおくのなごり
初出:「文藝春秋 第十七巻第十九号」1939(昭和14)年10月1日

中谷宇吉郎

分量:約11
書き出し:もう四年前のことになるが、考えて見れば、寺田先生の亡くなられた年の夏のことである。先生の最後の随筆集『蛍光板』を貰って、ひとわたりずっと読んで行ったところが、「冬夜の田園詩」という短い文章のところで、私は妙に底知れぬしみじみとした感じにうたれたことがあった。それは三頁にも足らぬ短いものではあったが、その中に先生の幼かった頃の土佐の民族詩的情景が、いかにもありありと描き出されていた。冬の夜長に孫たち...
更新日: 2021/06/17
19双之川喜41さんの感想

 民族的記憶は 滑稽で 物凄く  形容できない 無限的な気持ちを言うらしい。 遊女四五人田舎わたらい 曽良 現代風に言えば デリバリー風俗みたいなもの を 書き記している。