「孤座」の感想
孤座
こざ

相馬御風

分量:約3
書き出し:今年は雪が珍らしく少なかつたので、二月末からもうヂカに土を踏んで歩くことが出來、三月になつてから東京で雪が積つたといふやうなことを新聞で讀んで、何だか東京の方が反對に雪國になつたのではないか、といふやうな氣がした位である。それほどこのあたりは春の訪れが早かつた。燕の來たのは例年より十日早かつたといはれ、櫻の咲いたのも四月十日頃といふ早さであつた。そして折からの生暖かい南風に、僅か三四日で散つてしま...
更新日: 2019/10/24
19双之川喜41さんの感想

 数時間何もせず 独りで机の前に座っているのが 題意の孤座である。 瞑想のようなことは 誰にとっても 精神生活上 欠かせないことかもしれない。