「既成宗教の外」の感想
既成宗教の外
きせいしゅうきょうのそと

与謝野晶子

分量:約5
書き出し:人間の思慮の及ぶ所には限度がある。天文学者が「宇宙」と云っている所は無限大の実在の一微塵に過ぎない。今のような構造をした頭脳を持っている限り、永久に「不可知の世界」が儼《げん》として人間の上に掩《おお》いかぶさっている。それに対して、人間は全く盲目であり、唖であり、白痴である。人間はその思慮の及ぶ範囲で思慮する外は無い。その範囲を越えると「迷信」に踏み込む。私達は最早「迷信」をも思慮の範囲に入れて...
更新日: 2019/10/29
19双之川喜41さんの感想

 宗教の 特性の 遠望を  示してくれるところは 良いと思うけど  晶子は 一体 無宗教論者だったのだろうか。 作品によっては  宗教的雰囲気を 伝える ものも  そこそこ あるように 感じてしまった。