「念仏と生活」の感想
念仏と生活
ねんぶつとせいかつ

倉田百三

分量:約5
書き出し:*私の信仰を言いますと、念仏申さるるように生きるという一語に尽きる。法然《ほうねん》上人も、この世を渡るには念仏申さるるように生きよと仰せられた。念仏者のイデオロギーは念仏がとなえられるように生きて行くということである。そのきめ方は色々あるであろう。倫理的な生き方もあり、国のためになるように生活原理を立てることもあろう。共産主義者ならば労働者のために役立つように生きて行く。恐らく皆さんもそうして生...
更新日: 2019/11/23
いちにいさんの感想

善・悪 を判断せずに事実を そのまま 受け入れる という 実相 という考え方も面白い 人は何かと善悪を決めたがる 子どものころ 何々してはいけません というのは 悪いこと と教えられてきた 禁止行為は叱られることによって記憶されているが 逆に 良いこと を教えられた という記憶が乏しい 何々をしてもよい ということは教えられてない 強いて言えば 勉強しなさい くらいだ しからば 勉強は果たして善なるものなのか?遊びが悪で勉強が善とは可笑しな話だ 大人になると 遊びが善で勉強が悪になるものだ 酒や女やゴルフが出来ないと会社では悪となる 古い慣習を真面目に変えようと考える若手社員も造反のレッテルを貼られる 実相主義というものを研究して見ようと思う 歎異抄

更新日: 2018/02/24
4d25ec5baa58さんの感想

「念仏申さるるように生きる」いいかえると「南無阿弥陀仏を生きる」

更新日: 2018/02/24
芦屋のまーちゃんさんの感想

素晴らしい! 善悪関係無しに事実を事実として感じる実相こそ念仏申さるるように生きること 善行は目標と結果、悪行は結果のみ 実相は真実であって、悪を願わず、ましてや善を願わず