「現代と浄土宗」の感想
現代と浄土宗
げんだいとじょうどしゅう
初出:「浄土 第九巻第一号」1943(昭和18)年1月1日

佐藤春夫

分量:約4
書き出し:現代と宗教現代は科学の時代であるという。それは已にその通りである。だから宗教などは不必要であるかの如く説く者があったら、大間違いであろう。科学には科学の領域があって、宗教は科学の支配する世界ではないからである。科学が兜を脱いだところから宗教がはじまるからである。科学は人間の生理と病理とを支配してはいるが霊魂は支配していないからである。心臓や神経の作用についてはよく説明する科学も霊魂というものの存在...
更新日: 2023/04/11
cbeb8d424306さんの感想

宗教を信じる者と無神論者の違いは人間がいる限り無くなることはないと思う。あなたの信仰心は尊重しますが信じない心も理解してください。共存するにはそれしかありません、互いに敵視するのが不幸の始まりです。どちらも人の幸せが目標ですので互いに理解してください。世の中をみわたしても大国のどちらにもくみしない国があるように、個人もその様な生き方があります。答えは未来での宿題にしましょう。

更新日: 2019/08/09
61a62b04e87fさんの感想

日本ほど自称無神論者にして自覚無き信仰者である国はないと思う

更新日: 2018/02/22
芦屋のまーちゃんさんの感想

科学者は無宗教であるという命題は正しくない 科学の対極(VS)に宗教があるわけではない 信じること(信仰)は脳科学の分野においては人間にとって大なる力を与える脳内物質ドーパミンを分泌させることがわかってきた 信じる者は救われる、という言葉は科学的にも否定されるものではない 思い込み、だって立派な宗教心だ ばちあたり、という言葉もそうだ 無宗教者でも神棚や仏像、墓石を壊したら、ばちがあたる、と恐れるだろう