ワイ、仏教とか仏像はよー分からんけど実際みたら結構良かったで。 大好きなお肉も食べたで。昔みたいにぎょーさん食べられんけどな。 と云う話。 ここのような文体が高級(?)だったのか。 人生どころか今日の自分に何も影響を与えない分。
作者による法隆寺詣でについて書かれたエッセイ。仏教に関する知識が浅薄であると謙遜しているものの、作者の仏教美術に関する価値観は、深い仏教観に根差しているのではないかといぶかしんでしまうほど、納得させられるものがある。とりわけ金堂の壁画、百済観音に対する見方には感心してしまう。短いが、仏教観や美術への興味を刺激させられる好エッセイ。