雙之川喜1941 紛れ 込んだ 青年に 手込めに されそうになり それを 防ぐために 自ら 自傷行為に およぶ。なんだかなあと 思わざるを えない。
岡本太郎さんの母上、作品は初めて読みました。蓮月尼がその生い立ちを青年に語る優しい姿が浮かんできました。後半はドキドキしましたが、うまく仏の道に沿っていきましたので、おみごとと思いました。(Wikiによれば)岡本さん御夫婦は芸術家同士で、お互いの関係に悩まれて、最終的に大乗仏教の教えに救われたようです。出家というとやや世捨人のイメージをもってしまいますが、この蓮月尼の生き方には爽やかな気持ちにさせられました。青年と同じく合掌したくなりました。