桜が散り花見のシーズンは終わりと言われがちだが、花は次々と咲き移り変わる。五月を過ぎ梅雨頃には紫陽花が美しい花を咲かせる。
チューリップやバンジーを 毛唐の国の花と 蔑みながら 争って植えるとあるけど 今では そんな考え方をする人は 滅多にいないと思われる。 かの子の (しゃんら)というオノマトペは 初めて目にしたような 気がすると感じた。
桜とは「ものものしく」「だだっぴろい」イメージ それが、「どこかへ」飛んでいく かの子は、どうやら桜のようなメジャーな誰彼にも愛されるモノを好まないようだ 嫉妬? どちらかと言うと、「群がっても孤独」な桐の花のようなモノが良い 祭りのあとの寂しさや静けさがきっと 味わいがあるのだろう 「毛唐の国の花だとさげすみながら」花壇に誰かが植えた花もある マイナー万歳だ! 花といえば? 梅でも桜でもなく-------
朝の澄んだ空気の中、様々な花を探しに行きたくなる。