「『広辞苑』自序」の感想
『広辞苑』自序
『こうじえん』じじょ
初出:「広辞苑」岩波書店、1955(昭和30)年5月25日初版

新村出

分量:約8
書き出し:いまさら辞典懐古の自叙でもないが、明治時代の下半期に、国語学言語学を修めた私は、現在もひきつづいて恩沢を被りつつある先進諸家の大辞書を利用し受益したことを忘れぬし、大学に進入したころには、恩師上田万年先生をはじめ、藤岡勝二・上田敏両先進の、辞書編集法およびその沿革についての論文等を読んで、つとに啓発されたのであった。柳村上田からは『新英大辞典』の偉業の紹介を「帝国文学」の誌上で示され、目をみはって...
更新日: 2018/01/11
ffa3189a8019さんの感想

最初に手に入れた広辞苑(第二版)で初めて触れました。たまらなく好きです。次点で新明解国語辞典第四版の序も好きです。