「永井荷風」の感想
永井荷風
ながいかふう
初出:「読売新聞」1952(昭和27)年2月11日

佐藤春夫

分量:約2
書き出し:先生に関しては約半世紀の追想があり、既に蕪稿も千枚近く書いて来た。その結論をここに今二枚に要約するのは相当にむつかしい。先生は自ら無頼漢を以つて居られるが、実は良家の躾の身についた紳士で、その躾とお屋敷風に反逆したのが荷風文学である。その人は温厚純良性の、然し先生をして天下の大作家たらしめ同時に亦、自称無頼漢たらしめたのは専ら先生の異常な色情のためである。芸術とは所詮、情慾の一変形に外ならぬ。名文...
更新日: 2018/02/14
61a62b04e87fさんの感想

直裁に言うと 文学は人間の変態っぷりを文字に興したもので、荷風先生は特にそれがエロい!エロ本くれるって言ってたけど反故にされた…(´・ω・`)でも先生のエロスは凄いんだから! って話でしょうか…。

更新日: 2017/12/22
ec538f32331eさんの感想

佐藤春夫は慶応大学時代荷風に師事していたそうな。これは恩師に対する敬意羨望の賛辞なのかなー。これを読んで荷風を読み始めた。

更新日: 2017/12/15
4de20db4bbc7さんの感想

それにしても熱烈である