佐藤春夫氏の懐の深さに感銘しました。作者の作品が読みたくなりました。
わがままでなまけものという言葉がよかった
作品や作者への評価は難しい。ゴッホの例をあげるまでもないが、生前と死後では全く異なった評価となるものだ。太宰の場合は生前に評価されなかった訳ではないが、芥川賞とは縁遠かった。春夫の言葉に、薔薇なら綺麗に咲くまで待とう!蕾で評価するには早い、とあり、興味深い。 スポーツの世界では若いうちから、過剰な評価や期待をされ、やがて等閑に付されることも多いのではないか! 春夫の意見のように花が咲くまで見守ってあげるのも一理ある。