「私生児を意味する方言」の感想
私生児を意味する方言
しせいじをいみするほうげん
初出:「民族 二卷四號」1927(昭和2)年5月

柳田国男

分量:約3
書き出し:民法に所謂私生子、東京などで普通にテテナシゴといふものを、地方で何と呼んで居るかといふことを考へて見るのは、婚姻制度研究の一方法として價値がある。今までに知れて居る二三の實例を掲げて、出來ることならば此上の蒐集を勸めたいと思ふ。出處は一々に示さなかつたが、何れも其地の方言集又は郡誌の如き、近年の刊行物から拾ひ出したものである。もし反對の事實があるならば注意を願ひたい。ホンマチゴ羽後仙北郡シンガイゴ...
更新日: 2022/11/30
2c4f69358a48さんの感想

私生児を厄介ととらえるか、褒美ととらえるかで同じ地方でも言い方は異なってくるであろう。