「人魚の姫」の感想
人魚の姫
にんぎょのひめ

アンデルセンハンス・クリスチャン

分量:約78
書き出し:海のおきへ、遠く遠く出ていきますと、水の色は、いちばん美しいヤグルマソウの花びらのようにまっさおになり、きれいにすきとおったガラスのように、すみきっています。けれども、そのあたりは、とてもとても深いので、どんなに長いいかり綱《づな》をおろしても、底まで届くようなことはありません。海の底から、水の面《おもて》まで届くためには、教会の塔《とう》を、いくつもいくつも、積みかさねなければならないでしょう。...
更新日: 2019/04/05
d918aeebbd33さんの感想

童話であらすじは知っていたが、ちゃんと読んだのは初めて。 情景描写が美しく、宮沢賢治のようなやさしい語り口。 人魚姫の情熱ややさしさ、儚さに涙した。