「伝四郎兄妹」の感想
伝四郎兄妹
でんしろうきょうだい
初出:「少女倶楽部」大日本雄辯會講談社、1939(昭和14)年6月号

山本周五郎

分量:約28
書き出し:一若菜《わかな》はせっせと矢竹をけずっていた。そのまえの年、天正《てんしょう》二年の冬からとなりの国と戦争をしているので、この肥前《ひぜん》(長崎県)大村城のるすをまもるものたちは、鎧甲《よろいかぶと》のつくろいをしたり、武者|草鞋《わらじ》や弓矢をこしらえたり、女も子供も手のあるかぎりは戦に必要な物をつくるのにいそがしかった。——おや?若菜はふと手をとめた。道の方で子供の泣き声がする、それがどう...
更新日: 2022/12/12
ba5194e78df6さんの感想

読んだ、後の爽快感流石、侍