「みにくいアヒルの子」の感想
みにくいアヒルの子
みにくいアヒルのこ

アンデルセンハンス・クリスチャン

分量:約34
書き出し:いなかは、ほんとうにすてきでした。夏のことです。コムギは黄色くみのっていますし、カラスムギは青々とのびて、緑の草地には、ほし草が高くつみ上げられていました。そこを、コウノトリが、長い赤い足で歩きまわっては、エジプト語でぺちゃくちゃと、おしゃべりをしていました。コウノトリは、おかあさんから、エジプト語をおそわっていたのでした。畑と草地のまわりには、大きな森がひろがっていて、その森のまんなかに、深い池...
更新日: 2020/08/26
19双之川喜41さんの感想

 筋立てだけに 頼るわけではなく 詩味に溢れおり 水鳥の仕草 風景の描写も 美しい。アヒルとして 生まれる前から 卵が大きいので (七面鳥の 卵ではないの)と 言われたりしていた。教訓じみた展開は 抑えられており 心に滲みる 作品と感じた。