「骨董品化した古珍書」の感想
骨董品化した古珍書
こっとうひんかしたこちんしょ
初出:「古本屋 創刊號」荒木伊兵衞書店、1927(昭和2)年4月15日

宮武外骨

分量:約5
書き出し:骨董品化した古珍書宮武外骨大阪の書肆中に於ける第一の人格者と認められて居た故荒木伊兵衛氏、其性格の温厚、篤実は実に算盤玉をはじく人に不似合と思はれるほどであつた、それで予は在阪十余年間、絶えず伊兵衛氏の厄介になつて居たので、東京に帰つて後も其ナツカシ味が失せず、時々の音信を嬉しく思つて居たが、突然の訃に接して愕き悲んだことは尋常でなかつた、それがハヤ壱周忌の記念として血嗣の旧幸太郎氏が、「古本屋」...
更新日: 2019/10/25
19双之川喜41さんの感想

 古書は 元々は  学術研究の対象として  意義があるのだけれど  世の中には  古書 を 所有すること だけに 情熱を 傾ける 人はいる。 外骨いうところの ツンドクだけ先生である。 自覚がないだけに  手に負えないとは感じた。

更新日: 2018/11/15
4fecbe06bf24さんの感想

古書店に対する至極真っ当な意見であった。