「十三年」の感想
十三年
じゅうさんねん
初出:「宝石」1960(昭和35)年2月

山川方夫

分量:約6
書き出し:明るい昼すぎの喫茶店で、彼は友人と待ち合わせた。友人はおくれていた。客のない白い円テーブルが、いくつかつづいている。夏のその時刻は客の数もまばらで、そのせいか、がらんとした店内がよけいひろくみえる。ふと、彼は、彼をみつめている一つの眼眸《まなざし》に気づいた。生温《なまぬる》くなった珈琲《コーヒー》にゆっくりと手をのばして、彼は、同じ窓ぎわの、五、六メートル先きのテーブルのその女をみた。若くはない...
更新日: 2025/05/22
65c8aadc88adさんの感想

双之川喜1941  文材の 無駄遣いと 感じた。筋書き だけが 命の 読み手は すぐに 食いつく だろうけど もったいない ではないか。 女が しのんで 来た 場面を 膨らまし 詩味を くわえて さらに 捨て 駒を 目くらましに 二三 くわえれば 傑作 完成と なるかもしれない。生まれ 変わったら ためしてみてくださいね。

更新日: 2024/03/01
8eb05d040692さんの感想

読み終えて思わず怖っと言ってしまった。怪談話とは違った、怖いと言うよりうすら寒いと言った感じです。

更新日: 2021/06/19
616f5344c30bさんの感想

娘って、彼と頼子の...?

更新日: 2019/03/05
3ad68ab19fd0さんの感想

一種のホラーに感じた……

更新日: 2019/03/03
faffcbd5d61bさんの感想

読後、心に何かが残りました。

更新日: 2019/03/01
15cf3a3012edさんの感想

もしかしたら、作者の私小説なのかと思う。作品発表が1960年、13年前の47年に旧制中学の5年生だとすると17才で、主人公は30年生まれということになり、作者も30年生まれで合致する。

更新日: 2019/03/01
682b0d62cb28さんの感想

見事なショートショート

更新日: 2019/02/28
チェリスさんの感想

おもしろい! 喫茶店で久しぶりに再会した女性とその子供を見る、男。 大人の雰囲気。

更新日: 2019/02/27
8e46b5bc1c6aさんの感想

実際にあり得そうな話。これが表面化すると揉めてしまう。