「巌頭の感」の感想
巌頭の感
がんとうのかん

藤村操

分量:約1
書き出し:悠々たる哉|天壌《てんじょう》。遼々《りょうりょう》たる哉《かな》古今。五尺の小躯を以て此大をはからむとす。ホレーショの哲学|竟《つい》に何等のオーソリチーを価《あたい》するものぞ。万有の真相は唯一言にして悉《つく》す。曰く「不可解」。我この恨《うらみ》を懐いて煩悶|終《つい》に死を決するに至る。既に巌頭に立つに及んで、胸中何等の不安あるなし。始めて知る、大なる悲観は大なる楽観に一致するを。底本:...
更新日: 2023/08/10
decc031a3fabさんの感想

若さの割に世の中の真理を突くほどの理解度は、周りからは突出していただろうし、後世にも語り草になるぐらいだ。でもそれにどう対応しようという気概より、諦観が先に来てしまったのが惜しむべきだな。

更新日: 2021/08/27
c03527eed9b3さんの感想

ほぼ、操君狂っています。