「硯と墨」の感想
硯と墨
すずりとすみ
初出:「座右宝」1946(昭和21)年12月

中谷宇吉郎

分量:約28
書き出し:東洋の書画における墨は、文房四宝の中でも特別な地位を占めていて、古来文人墨客という言葉があるくらいである。従って墨に関する文献は、支那には随分沢山あるらしく、また日本にも相当あるようである。しかしそのうちには、科学的な研究というものは殆んど無い。或いは絶無と言っていいかもしれない。それは東洋には、昔は科学が無かったのであるから致し方のないことである。墨と硯の科学的研究は、私の知っている限りでは、寺...
更新日: 2020/06/20
479a8019a1e6さんの感想

墨について、色について、 ここまで科学的目線で見たことがなかった