作者は正岡子規の弟子で詩人だが山登りもやったようだ。ここでは白山と黒部から白馬までの2つの登山について描かれている。相当危険な目に会っている。
本作品はタイトルどおり、登山のエッセイです。 修験道の開祖・役小角の話から始まり、著者の登山体験が語られていきます。 天気の急変で雨の中、案内者とも連れの人ともはぐれてしまったこと。 黒部から白馬を目指した道中が険しく、想定外の野宿になってしまったこと。 河東碧梧桐と言えば俳句ばかりかと思っていましたがエッセイも面白い! たまに旧字が出てきますが、文章は読みやすかったです。