「高きへ憧れる心」の感想
高きへ憧れる心
たかきへあこがれるこころ

与謝野晶子

分量:約4
書き出し:人間は大抵平地に住んでいる。それで天とか山とかを仰いで高い所へあこがれる心を、悠久な大昔の野蛮人が既に持っている。高い所に在るものは太陽でも、雲でも、月や星でもすべて美くしいものに感ぜられる。美くしいばかりでなく、気高いもの、偉いもの、神秘なものにさえ感ぜられる。神が天に住んで人間を司配すると考えて宗教が発生したのも、もとは此の高きにあこがれる心からであった。美くしいものは地上にも沢山にある。園や...
更新日: 2020/06/05
fe4607ff706dさんの感想

私も山が好きで若い頃よりよく登っています。なるほど登る人のきっかけは様々でしょうが、高きへ憧れる心に惹かれて続けてきたと思います。漠然と山への憧れは何かと考えていました。この短い文章で合点がいきまた山に登りたくなりました。

更新日: 2020/05/31
51461a581690さんの感想

哲学を読める本でした。8ページだけなので読みやすかったです。楽しめるか楽しめないかは賛否両論あるかも知れませんが、僕は読んで良かったと思います。