「モンテーニュ随想録」の感想
モンテーニュ随想録
モンテーニュずいそうろく

04 読者に

04 どくしゃに

モンテーニュミシェル・エケム・ド

分量:約5
書き出し:この序文は一五八〇年始めてエッセーが公刊されるに際して書かれたものであるから、全然自己描出の現われない初期のエッセーにもあてはまらないし、一五八八年以後の、自己を描きながら広く人間性を描くのだといった晩年のエッセーにもあてはまらない。けれどもこの短い文章の中にモンテーニュはかなりよく自著の内容を言いえている。すなわち彼が野心にとらわれないこと、自分を過信しないこと、自分の情欲の奴隷になるまいと常に...
更新日: 2021/03/07
19双之川喜41さんの感想

 読者に 「私自らが この本の内容なので  このようなつまらない主題のために  お時間を 潰すのは  馬鹿げている」と言い放つけど  本意は どの辺にあるのかなと思った。