雙之川喜1941 蛙料理を 出して いる 店を 探した ことも ないけれど 蛙は やたらに 飛び跳ねて 筋肉を 日頃から 鍛えている ので 美味いに 違いない。フランスでは 普通に 食されて いる ようだ けど むしろ エスカルゴの ほうが 知られている 気がする。来るべき 食糧不足に そなえて なんでも 平然と 食材に してしまう ように 修業を 積んで おこう。
以前どこかの居酒屋で蛙を食べた。見た目はあれだが美味しかった
蛙料理…まあ、楽しそうで何より。
よくわからなかった。
あっという間に終わってしまうこの話。しかし読後にじわじわと、可笑しみと言うか、味と言うか、諧謔が浮かんで来て、何だか病みつきになりそうな文体。 特に旧仮名遣いの、昭和初期頃だろうか、当時のちょっと乱暴なような東京弁の物言いがサッパリとして格好良く痛快だ。 「おい、~は乙だったな」 「こいつを忘れてゐたのは醜態だよ」 言ってみたいものである。 新聞連載のコラムとして、まず一流中の一流、秀逸な一篇。
今はあまり蛙。昔はよく食べていたんですね。一度食べたくなりました。