「蛙料理」の感想
蛙料理
かえるりょうり
初出:「朝日新聞」朝日新聞大阪本社、1946(昭和21)年10月7日

久生十蘭

分量:約1
書き出し:むぐらをわけて行くと、むやみに赤蛙がとびだす。ふとフランスで食べた蛙料理を思ひだした。牛酪《バター》焼の蛙の脚《あし》をつまんで歯でしごくと、小鳥よりもやはらかでなんともいへぬ香気が口の中にひろがる。「おい、蛙のソーテは乙だつたな」といふと、並んで歩いてゐた石田が、「おれもそれを考へてゐたところだ。こいつを忘れてゐたのは醜態だよ。おい、やらう」「やつてもいゝが、皮を剥ぐのはごめんだ」「脚首ンとこを...
更新日: 2025/05/20
65c8aadc88adさんの感想

雙之川喜1941  蛙料理を 出して いる 店を 探した ことも ないけれど 蛙は やたらに 飛び跳ねて 筋肉を 日頃から 鍛えている ので 美味いに 違いない。フランスでは 普通に 食されて いる ようだ けど むしろ エスカルゴの ほうが 知られている 気がする。来るべき 食糧不足に そなえて なんでも 平然と 食材に してしまう ように 修業を 積んで おこう。

更新日: 2025/01/04
8eb05d040692さんの感想

以前どこかの居酒屋で蛙を食べた。見た目はあれだが美味しかった

更新日: 2020/07/25
うさぎ御前さんの感想

蛙料理…まあ、楽しそうで何より。

更新日: 2020/04/19
a3aa4ec63128さんの感想

よくわからなかった。

更新日: 2020/04/12
ce72b9d7c7caさんの感想

あっという間に終わってしまうこの話。しかし読後にじわじわと、可笑しみと言うか、味と言うか、諧謔が浮かんで来て、何だか病みつきになりそうな文体。 特に旧仮名遣いの、昭和初期頃だろうか、当時のちょっと乱暴なような東京弁の物言いがサッパリとして格好良く痛快だ。 「おい、~は乙だったな」 「こいつを忘れてゐたのは醜態だよ」 言ってみたいものである。 新聞連載のコラムとして、まず一流中の一流、秀逸な一篇。

更新日: 2020/04/07
65a6c008b5d6さんの感想

今はあまり蛙。昔はよく食べていたんですね。一度食べたくなりました。