「待っている女」の感想
待っている女
まっているおんな
初出:「ヒッチコック・マガジン 第四巻第三号」宝石社、1962(昭和37)年2月1日

山川方夫

分量:約17
書き出し:寒い日だった。その朝、彼は妻とちょっとした喧嘩《けんか》をした。せっかくの日曜日なので、彼がゆっくりと眠りたいのに、妻はガミガミと彼の月給についての文句をいい、枕《まくら》をほうりなげて、挙句のはて、手ばやく外出の仕度をして部屋から出て行ってしまったのだ。蒲団《ふとん》に首をうずめたまま、彼は、またか、と思った。また半日も帰らないのだろう。近ごろ、妻はよくこの手を使う。どうせ実家にでも行き、思うさ...
更新日: 2023/02/01
128357621c4aさんの感想

男女の関係性、断絶、幻想をなんとも寓話性のある構造で描いててすごく良かった

更新日: 2021/01/19
いちにいさんの感想

幻想的な物語だ。