「かわいそうな粉ひきの若いものと小猫」の感想
かわいそうな粉ひきの若いものと小猫
かわいそうなこなひきのわかいものとこねこ

グリムヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール

分量:約12
書き出し:ある水車《すいしゃ》ごや(1)に、粉《こな》ひきのおじいさんが住んでいました。おじいさんのとこには、おかみさんもいず、子どももなく、若いものが三人|奉公《ほうこう》しているだけでした。この三人がここになん年《ねん》かいてからのこと、ある日、おじいさんが若いものに、「わたしも、としをとってな、ストーブのうしろへすわりたくなったよ。おまえがた、旅にでなさい。それでな、そのみやげにいちばんいい馬をもって...
更新日: 2021/03/07
19双之川喜41さんの感想

 独身で高齢なのに 2000万円の貯金もない  こなひき小屋の オーナーのじいさんは さすがに  老後のことが心配となり 従業員達に  旅に出て いい馬を持ち帰れば  この小屋を あげると 言った。 なぜ馬なのかは 書いてない。 見返りとして  じいさんを 終身にわたって 扶助するようにとも言った。 期待されていなかった若者が 馬を連れ帰り 幸せになってしまう。 教訓は わからず屋でも 何とかなる である。 童話を 分析▫分類した 学者が いたそうだが これも 定型的な話らしい。