「家畜食に甘んずる多くの人々」の感想
家畜食に甘んずる多くの人々
かちくしょくにあまんずるおおくのひとびと
初出:「独歩 1号」1952(昭和27)年6月

北大路魯山人

分量:約3
書き出し:ひとは偉そうな顔はしていても、また自由、自由と、自由を叫んでみても、みながみな、家畜に等しく、宛てがわれたままの食べ物を口にして、うまいとかまずいとかいってはいるが、日常の事務的行為として三度の食事の不自由に気がつかない。大部分の人間が、女房の宛てがい扶持、弁当屋、料理屋の宛てがい食に従い、いささかも不自由を忍んでの食事とも、奇妙な食生活とも気にしていないようだ。まことに不思議である。このひとびと...
更新日: 2020/10/31
b0a7dcf2a26eさんの感想

家畜同然とは過激な事を言う御方ですね。時代背景があって警鐘を鳴らしたかったのでしょうか。 現代は健康に意識を向けている方が多いので、宛がわれた食から自分で選びとるようになって良い時代になりましたね。

更新日: 2020/10/13
5aa7ac1702e7さんの感想

なるへそ

更新日: 2020/10/12
ななさんの感想

お説ごもっともだが、従わない者はバカ者扱いなのはいかがなものか。

更新日: 2020/10/03
fff9f157fabbさんの感想

さすがは魯山人。昭和27年に既に、この見識に到達していたとは。 多忙さに流され、ありきたりの食生活を無考えに送っていながら、それを自由な食生活と勘違いし、かつその誤りにも気づけない現代人はおおいに反省して欲しいものだ。

更新日: 2020/10/01
7015a4684970さんの感想

何を言ってるのか全くわからない。人間ほど食いたいものを自由に食ってる生き物はいないと思う。だから病気になるんだよ。