昭和9年ですか。今現代の感覚で読むかぎり「何と当たり前のことを仰るのだろう」と思うが、当時は食をまじめに語る風習自体がなく、斬新なエッセイだったのだろうと想像される。 例えばジョン・ロックの市民政府二論なども王権神授は誤りだと今日では当たり前じゃないかの一言に尽きることの論証に上巻を丸々充てている訳で、歴史的背景抜きには、古典が何故古典足りうるのかは計り知れないものだ、という感慨をあらたにする。
食べ物の大切さが分かりました
食べ物への思いが伝わってよかった。
食通の言葉なのだろう。 しかし、今の時代では当てはまらないかもしれぬ。