「おしどり」の感想
おしどり
おしどり

小泉八雲

分量:約3
書き出し:陸奥の国、田村の郷の住人、村允《そんじょう》と云う鷹使でありかつ猟師である男がいた。ある日猟に出たが鳥を得ないで空しく帰った。その途中赤沼と云う所でおしどりが一つがい泳いでいるのを見た。おしどりを殺すのは感心しないが、飢えていたので、村允はその一つがいを目がけて矢を放った。矢は雄鳥を貫いた。雌鳥は向うの岸の蘆の中に逃げて見えなくなった。村允は鳥の屍を家に持ち帰ってそれを料理した。その晩村允はものす...
更新日: 2022/11/11
19双之川喜41さんの感想

 漁師が オシドリの雄を 殺した。その夜 夢の中に オシドリの雌が 現れた。翌日 嘴で オシドリの 雌は 自分の体を 突き破って自死した。のちに 漁師は 頭を剃って 僧となったという。オシドリの雌の 怒りは いかばかりかと思った。無念が はれる わけもない。

更新日: 2022/10/08
c8ffe2c1c212さんの感想

漁師であるゆえの狩り!何だか複雑な気持ちになりました!