「紙の行方」の感想
紙の行方
かみのゆくえ
初出:「図書」1952(昭和27)年11月

中谷宇吉郎

分量:約3
書き出し:前の話で、家をもったら、紙の始末をどうするか、少し気になるという話を書いたが、その始末法はきわめて簡単にわかった。半分は棄て、半分は燃してしまうのである。前にいったように、新聞紙と、買物の時にくれる紙袋とが、心配していたとおりに、みるみるうちに溜って来る。しかし何も取越苦労をする必要はないので、こういう紙類などはどんどんさばけて行く。第一に、台所で出て来る残肴類であるが、それ等の始末に、紙が大いに...
更新日: 2022/11/01
19双之川喜41さんの感想

 庭の 焼却炉で 燃やしてしまう。新聞紙で 生ゴミを 厳重に 汁が 滲み出ないように 包んで 専用の ゴミ箱に 入れておき 回収してもらう。紙類の 原料は 森林資源なので 限られており 煙による 大気汚染も 避けられない。再生可能エネルギーの 持続可能な 利用は 当たり前の ことながら 気にしていない 時代が しのばれると 感じた。