「勘」の感想
かん
初出:「西日本新聞」1955(昭和30)年8月

中谷宇吉郎

分量:約3
書き出し:勘中谷宇吉郎勘というものは、不思議なものである。和英の辞書をひいても、勘に相当する適当な言葉は見当らない。勘がよいというのには「見通しが早い」とか「第六感がすぐれている」という言葉があてはまるが、いずれも「勘」とは少しちがうように思われる。「見通しが早い」場合には、それが推理の速い場合もあり、勘がよい場合もある。即ち勘は早い見通しがきくための要素の一つであって、見通し自身ではない。第六感がはたらく...
更新日: 2021/06/22
いちにいさんの感想

『勘』とうい英語は無いのか? hunch intuition

更新日: 2021/06/17
阿波のケンさん36さんの感想

日本人は鶏のオスメスの鑑別が米国人より圧倒的に上手だから感がいいと言っているがこれはどうやら手の大きさによるものらしい。大きな手では小さいヒヨコは扱いにくいであろう。感の良し悪しの科学的な判別は今は出来るのであろうか?