アメリカのケーキの大会社と、日本の手仕事で作る砂糖づけ菓子店 それぞれ一流になった理由が会社のトップの姿からはっきり見えてくる 商品の良さを認める事ができる、そして最良の商品を届ける事を大切にするー これを疎かにして客に外方をむかれた店は今も多くある 今も両方ともにあり楽しむ事ができるのは、この方々のおかげかな
桃林堂って有名な和菓子屋さんがどこかにあったよなぁと思って読み始めた数分後には商品のお取り寄せページを開いていた… このお店が令和の時代まで続いている理由がなんとなくわかる、そんな内容 現代だったなら日本の技術に驚いた外国人あるある話、のような形で雑にまとめられ消費されるエピソードかもしれないが、軽快ながら品性を感じさせる語り口のおかげで読後感が良いので読みやすかった