「ものは考えよう」の感想
ものは考えよう
ものはかんがえよう
初出:「西日本新聞」1955(昭和30)年7月

中谷宇吉郎

分量:約3
書き出し:ものは考えよう中谷宇吉郎また夏がやって来て、新聞面には、時々水泳競技の話が出る。そういう記事を見るたびに、一つ思い出す話がある。それは一九五二年のオリンピックの水泳である。その前に古橋がアメリカへ来て、日米競泳に勝ち、同時に世界記録をつくった。その時、日本では号外を出した新聞社もあったそうで、たいへんな騒ぎだった。それで戦後晴れのオリンピックでは、日本を挙げて、水泳に力こぶを入れた。しかし古橋が期...
更新日: 2021/08/29
いちにいさんの感想

原子力が技術革新だった時代なのだろう。今風に、IT革命とでも言い替えようか?物は考えようである。

更新日: 2021/08/22
阿波のケンさん36さんの感想

昭和27年のオリンピックの事が描かれている。当時と今の日本人の世界観がすっかり変わっているのに気付かされる。