「私の読書遍歴」の感想
私の読書遍歴
わたしのどくしょへんれき
初出:「朝日新聞」1950(昭和25)年6月

中谷宇吉郎

分量:約5
書き出し:有名な人の読書遍歴をよむと若い人たちは、鼓舞されるよりも、畏縮してしまう方が多いであろう。例えば、清水幾太郎氏の『読書と人生』を読んでも、辰野隆氏の『忘れ得ぬ人々』中の谷崎潤一郎の中学時代の話をみても、びっくり仰天するばかりであろう。事実私もびっくり仰天しているのである。中学の一年生頃から、『ファウスト』を読んだり、高等学校へはいる前から、原書の小説や専門書を、どんどん読破したりしているのだから、...
更新日: 2024/04/03
19双之川喜41さんの感想

 読書の量が 文章力に 関連が あるか 無いかは 資料を示して 証明するわけにもいかない。ただ あの 寅彦の 筆力を 見ると 漠然と ある量の 読破は 執筆の 肥やしに なるかもしれないとの 陳腐な 想いを あらたにした。宇吉郎が 身の回りの 公共図書館を 利用したりしたのかも 書いてないので 分からない。