ハンスは グレーテルさんから 針を一本もらう。その針を 干し草の車へ 突き刺して 家に帰る。おっかあは 「針は 袖に刺しとくもの」と 息子に 教える。グレーテルは ハンスに ナイフをやる。そのナイフを 袖に刺して 帰ると 母親から 「ナイフは 袋に入れておくもの」と 言われる。小山羊を もらった ハンスは 袋に 山羊を 入れたので 山羊は 窒息死してしまう。それをみた 母親は ハンスに 「山羊は 綱に 繋ぐもの」と 言った。今度は くれたベーコンを 綱で括って 引きづって 戻ったので 途中で 犬に 食われてしまう。ベーコンは 「頭に のせて 運ぶように」と 言われる。子牛を 頭にのせて 帰ると 牛は 「引っ張って来て かいば掛けの ところに 立たせて おくもの」と言われる。グレーテルが ハンスに ついていくと いうので 綱で 引っ張って来て かいば掛けの 前に 繋いで 草を やっといた。ハンスや 「グレーテルには 優しい 眼を 投げて やるものだよ」と 言った。ハンスは 小屋の 子牛や 羊の 目玉を ほじくり出して 彼女に 投げつけたので その気だった グレーテルに 逃げられてしまう。白黒挿入画。一葉あり。犬がベーコンを取る場面。読み聞かせには あまり 向かないかなとも 想った。
心地よい同じフレーズの繰り返しとパターンが、一つの言葉を差し替えていって、徐々に陰惨な結果へと導く。 グリムの繰り返しに嵌まると、いつの間にか癖になる。
なんじゃこりゃすぎて笑えた
なんじゃこりゃ、としか言いようのない話
グリム童話版与太郎だわな。ちと誉めすぎか?
これは どう考えてもタイトルは おバカなハンス だと思うよ。
こんな機転のきかない子供はいないな。