「トンボの死」の感想
トンボの死
トンボのし
初出:「朝日新聞(夕刊)」1962(昭和37)年10月6日

山川方夫

分量:約5
書き出し:二人が知りあったのは、青年の夏休みのアルバイトからだった。彼女はそのビルの一階にある喫茶店のウエイトレスをしていた。そして青年は、同じビルの四階と五階にひろいフロアをもつ電器会社に、夏休みのあいだだけやとわれた給仕だということだった。ときどき彼女が注文をうけたコーヒーやジュースを運んで行ったり、青年のほうでも喫茶店にやってきたりして、やがて彼女の仲間のウエイトレスたちは、彼女がちょいちょい青年のこ...
更新日: 2025/10/09
艚埜臚羇1941さんの感想

  青年が トンボの 餌付けを しているというので 女性は 虫の 死骸を 封筒に 入れて 小まめに 渡し つづける。この 淡い 片想いかもしれない 恋慕は 昆虫篭の トンボの 絶命に よって はかなくも 消え去って しまう。山川は 短編の 名手でもあり 義務教育の 教材として 何度も 掲載されていることは 良く知られている。軽くて 深い 珠玉の 書き手であると 感じた。

更新日: 2025/09/08
8eb05d040692さんの感想

相手の嘘に嘘で返す。でもすぐにバレてしまうと思うけど。

更新日: 2020/11/20
1e901c29bc1fさんの感想

封筒、1回くらい開けとけば、バレてるって、分かったのにね。