自分の小さい頃の話をしてくれる人がいることは幸せだと思う。その時の記憶があっても無くても感慨深い。
「二十四の瞳」の女先生の お嬢さんは 船員をしていた父親が 遠くから 日本の 各港に 戻ってくると 母親と 共に 寄港地に 会いに行くのが 慣わしと なっていたけど 母亡きあとは 娘さんを 寂しがらせないために 父は 陸の仕事についた。運悪く 徴用された父は まえのように 船で 働く はめとなり 娘は また お留守番を しなくては ならなくなる。しばしの 幸せな暮らしに 不穏な影が さしてきたと 想った。
おじいさんの孫への想い、主人公の父母への想いがしみじみと伝わります。
大変読みやすかっです。
心温まる作品です。クリスマスイヴに読みたい作品です。