ちょっと読むに堪えない。【注意】
検死官と火葬場の死体焼係の会話 死体など怖くない。生きている人間の方がよほど怖い。と言って、検死官から殺された死体の写真を見せられ、からかわれた死体焼係の男が彼を殺してしまう。最後の台詞。生きてる人間が怖いから、死体は怖くないから。殺した。
変な奴に付き纏われてしまった不幸な話。向こうの彼は生きている人間こそ恐いって最後の最後で知ったのか?それとも自分も屍体になれたって強がるのか。
屍体ではなく生きた人間が怖いという主人公の語りが共感はできなくとも魅力的に見える。奇妙で怪しく得体のしれない感じが良い。