「非情な男」の感想
非情な男
ひじょうなおとこ
初出:「ヒッチコック・マガジン 第四巻第一一号」宝石社、1962(昭和37)年10月1日

山川方夫

分量:約7
書き出し:私は顔をあげた。やはり彼女だった。窓ごしに彼女の眼が、哀願するように私をみつめている。開けてくれというのだ。黒い窓に、彼女は音をたてる。しだいに強く、執拗《しつよう》に、その音がつづいている。彼女は身もだえをし、全身で私に合図している。……だが、私には彼女を部屋に入れてやる気は毛頭ない。だんじてない。そんなことをしたら、かえって面倒なことになってしまうだけだ。この深夜、ここまで単身でやってくるとい...
更新日: 2021/11/04
鍋焼きうどんさんの感想

要するに勘違い。短絡的な女。

更新日: 2021/05/28
阿波のケンさん36さんの感想

この男の書いていた書物の内容ー飽きが来た女を殺すーと今浴室にいる女との関係は一致していた。早とちりする性格の女は男には好都合となった。