第二章目で、北海道で狐の子を抱いたという様な記述が見受けられますが、まだこの頃は狐などから人間がエキノコックス症にかかる危険性のある事が分っていなかった、あるいは周知されていなかったのでしょうか。そのまま載せるのは問題な気がします。もしこれを読んで誰かが真似して感染する可能性が無いとは言い切れないと思うのですが。 昔の本の復刻に意義のあるのは認めますが、医科学について書かれている部分を鵜呑みにして、間違った知識が改めて広まる事態を考えると、現代の科学的見地からの注釈が必要なのでは、と考えます。レビューになっていなくてすみません。
三匹の犬(チョビ)たちと女子高生の心暖まる日々に何故かホッとさせられる。佳作という思い強し。