「ペンとインキつぼ」の感想
ペンとインキつぼ
ペンとインキつぼ

アンデルセンハンス・クリスチャン

分量:約8
書き出し:ある、詩人の部屋の中でのお話です。だれかが、詩人の机の上にあるインキつぼを見て、こう言いました。「こんなインキつぼの中から、ありとあらゆるものが生れてくるんだから、まったくもってふしぎだなあ!今度は、いったい、なにが出てくるんだろう?いや、ほんとにふしぎなもんさ」「そうなのよ」と、インキつぼは言いました。「それが、あたしには、どうしてもわからないの。いつも言ってることなんですけどね」と、インキつぼ...
更新日: 2021/05/25
b1b4e0fb4a7cさんの感想

短編だが誰しも心のなかに持ちうる傲慢や無知をインク壺とペンで比喩的に表し、詩人の表現力や豊かな心の内を対照的に表現している。