「沖縄人の最大欠点」の感想
沖縄人の最大欠点
おきなわじんのさいだいけってん
初出:「沖縄新聞」1909(明治42)年2月21日

伊波普猷

分量:約4
書き出し:沖縄人の最大欠点は人種が違うということでもない。言語が違うという事でもない。風俗が違うという事でもない。習慣が違うということでもない。沖縄人の最大欠点は恩を忘れ易《やす》いという事である。沖縄人はとかく恩を忘れ易い人民だという評を耳にする事があるが、これはどうしても弁解し切れない大事実だと思う。自分も時々こういう傾向を持っている事を自覚して慚愧《ざんき》に堪えない事がある。思うにこれは数百年来の境...
更新日: 2023/02/21
cbeb8d424306さんの感想

恩の押し売りのようで、何が言いたいのかよく理解できない。時代背景の違いがあるのだろう。ちなみに個人的には親の恩、妻の恩などかた時も忘れない。妻の友人は学生時代家庭の事情で弁当が作れず、妻が作って持っていったそうです。その友人も幸せな家族に恵まれ、以来40年以上ふるさとの食べ物を贈ってきます。あのときの恩は忘れないと冗談ぽくはなします。妻の一生の友人です。

更新日: 2021/05/11
いちにいさんの感想

恩を忘れ易い。 →そんなことはないと思う お・も・て・な・し、文化 だと思う。 内地の者に対して恩知らずであれば ステーキなど振る舞われない。 ただ、二次会、三次会の最中に徐々にいつの間にか参加者が消えていくのは 独特だ。次の店に先回りしていることもあり独特だ。

更新日: 2021/04/26
b53e79cfe52cさんの感想

当時の日本と中国との二股外交からくる自分の県の県民性の欠点を認めその解決策まで述べたこと感銘を受けました。現在の韓国が米国、中国の間で二股外交を行っている。しかし作者の様な反省はないのはもちろん自国が両国を操っていると言っている。今後どうなっていくのであろうと考えさせられる作品。