「ゴンドラの唄」の感想
ゴンドラの唄
ゴンドラのうた
初出:「新日本 第五卷第四號」冨山房、1915(大正4)年4月1日

吉井勇

分量:約1
書き出し:唄(若い澄んだ少年の聲。)いのち短《みじか》し、戀《こひ》せよ、少女《をとめ》、朱《あか》き唇《くちびる》、褪《あ》せぬ間《ま》に、熱《あつ》き血液《ちしほ》の冷《ひ》えぬ間《ま》に、明日《あす》の月日《つきひ》のないものを。いのち短《みじか》し、戀《こひ》せよ、少女《をとめ》、いざ手《て》を取《と》りて彼《か》の舟《ふね》に、いざ燃《も》ゆる頬《ほ》を君《きみ》が頬《ほ》に、ここには誰《たれ》も...
更新日: 2024/04/25
19双之川喜41さんの感想

 命短し戀せよ 高齢者であれば 今風と なるかもしれない。沢山の 人々の 脳裏に 焼き付いて とこしえの 命をもつ 詩は カンツォーネ風と 気付かずとも 心の 拠り所となると つくづく 想った。